本日まで東京のビックサイトで開催されている「VISIT JAPAN Travel & MICE Mart 2016」に水曜日行ってきました。
日本の自治体や観光協会、交通機関やホテルなど観光に関連する400を超えるブースがズラッと並び、会場のメインエリアではアジアを中心とした各国の旅行会社などとの商談会が開催されているとても大きなイベントでした。
その規模の大きさに会場に入るとすぐ圧倒される程。
2015年の訪日外国人旅行者数は1,974万人、東京オリンピックが開催される2020年の目標訪日外国人旅行者数はなんと4,000万人です。
オリンピックという海外から旅行者を呼び込むための最大のイベントを控え、日本全国の関係団体、関係者が集まる大きなイベントの一つでした。
浜松市のブースもあり、井伊直虎を中心とした観光をブースでPRしていました。
2020年には、訪日外国人旅行消費額8兆円も目指していることもあり、日本の産業におけるインバウンドを切り口とした観光関連ビジネスの重要性が高まっているのです。
出店している各ブースではチラシやパンフレットなどが配布され、そのどれもが日本語だけでなく、複数の言語で作られていました。
これからの日本は人口減少、少子高齢化が進むことは避けることができない現実です。
浜松などの地方においては、その傾向が都市部よりも顕著に表れることとなるでしょう。
そんな中、好む好まざるにかかわらず海外に目を向け行動をすることは必然となるはず。
観光をきっかけにしたインバウンドビジネスの拡大をチャンスともなるでしょう。
全ての国を対象とした観光戦略はなかなか難しいと思います。
対象を絞った取り組みを観光産業だけじゃなく、地域全体でチャレンジしていく必要があります。
観光で海外から観光客を呼び込むために必要なこと、それだけじゃなく観光をきっかけにした中期、長期滞在に繋げる体制づくり、地域住民との連携やムスリムへの受け入れ態勢などやれること、やるべきことはいろいろあります。
世の中の変化、インバウンドへの取り組みの拡大を「VISIT JAPAN Travel & MICE Mart 2016」に参加し、実感できたことは出張の成果の一つ。
これから僕らが何をしていけるのか、すべきなのかを改めて考えていきます。