遠州、浜松の農業経営者のみなさんが取り組んでいる”インバウンド”の事例発表がNew浜名湖アグリフォーラムで行われました。
写真は実行委員長の日下さん。
みかんの栽培や収穫を通じて、就農を目的としたインバウンドのチャレンジをお話しされていました。
日下さんの後ろに並んでいるのは、浜松日本語学院の生徒さんたちで、今回、8つの農園経営者のみなさんと”インバウンド”の取り組みに協力し、彼ら彼女らの貴重な体験が発表されたのです。
こちらは足立柿園さん。
海外に行かずとも、この地でできるインバウンドやマーケティングがあることを今回見出すことができたとおっしゃっていた言葉が多くの来場者にも届いたはず。
こんな感じでスライドを写しながら、若き農園経営者のみなさんと浜松日本語学院の学生のみなさんが取り組みの内容を熱く語ってくださいました。
それぞれの発表によって、取り組み内容も目的も違っていることや感じた事、”インバウンド”における気付きは聞いている私たちにとってもとても参考になるものでした。
まるたか農園の鈴木さんが昨年発売をスタートした「ハピフルトマト」はとても可能性のある取り組み。
鈴木さんとは交流会でもいろいろお話させていただき、一緒にこの地域を盛り上げていきましょう!と意気投合。
京丸園さんが取り組むユニバーサル農園の取り組みは素晴らしく、インバウンドと合わせた取り組みはとても刺激的でした。
浜松日本語学院の学生たちが体験した資料です。
「インバウンド」という言葉はよく聞くようになってしばらく経ちますが、まだ”観光”で使う言葉だという認識をされているような気がします。
「インバウンド」はもう”観光”の関係者だけのものではなく、今回の発表のように”農業”分野にも関係しているものなんです。
輸出(アウトバウンド)だけじゃなく、インバウンドにチャレンジする遠州地域の若い農園経営者のみなさんの取り組みはこれからも続いていくことでしょうし、僕らもできるサポートをしていきたいと思っています!