「アッシェンフェルターのワイン方程式」という方程式があり、数式を使うと誰でもワインの質を表すことができるそうです。
数式なので、降雨量や気温などの3つの変数が分かれば誰でも計算できます。
ワインはたまに飲みますが、どの年のワインが美味しいとか、そうでないかなどは僕の味覚ではあまり分かりませんが、数式でそれが分かるならスゴイことですね。
数式で美味しいと出たら、どんなワインでも美味しく感じてしまいそう、、、
「アッシェンフェルターのワイン方程式」
12.145+0.00117×冬の降雨量+0.0614×育成期平均気温+0.00386×収穫期降雨量
この方程式を使うと、どの年のワインが美味しいか分かるだけでなく、将来的にビンテージワインへと成熟するワインを誰でも予測できるようになるということで、投機的なワインの購入ができることにもなるとのこと!
これまた驚きです。
ワインを投機的に買うことはあまり現実味がありませんが、統計学を使うとワインの質だけでなくいろいろな物の質も分かってしまいそうで、すごいという思いと同時になんとなく怖いような気もします。
データを蓄積すれば、今まで分からなかったことや知らなかったことも数値化でき、誰でも分かるようになるんでしょうか。
普段の生活も統計データを活用すると予測ができてしまう日が来るのでしょうか。
「ワインの方程式」を考えたアッセンフェルターは、
2011年にアメリカ経済学会会長を務めた統計学者。
ビッグマックを用いた賃金の国際比較方法を発表。※
と、すごい人なんですね。
※ビッグマックを用いた賃金の国際比較方法とは、1時間マクドナルドで働いたらビッグマックを何個買えるかを示すBMPH(Big Macs Per Hour Of Work)という指標のこと。
「アッシェンフェルターのワイン方程式」で統計学スゲーと感動しました。
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