かね田のブログ

●みんなで地図を作ろうゼ、in　沖縄


はまぞうメディアラボでオープンストリートマップのハンズオンを開催したのが昨年の暮12月。

2013/12/07

みんなで地図を作ろうゼ！オープンストリートマップの体験学習会はすっごく盛り上がりました！

■Googleマップもいいけど、、、


本日12月7日(土)の13:00からオープンストリートマップ(OpenStreetMap)の体験学習会を「はまぞうメディアラボ」で開催しました。

オープンストリートマップは、誰でも自由に作れて使える将来性のある地図です。

普段スマートフォンやパソコンで使っているGoogleマップは使い勝手…

今回は沖縄でオープンストリートマップハンズオンを開催してきました！

はまぞうメディララボで開催した時と同じ、オープンストリートマップファウンデーションジャパンの理事早川先生（名古屋工業大学のグリーンコンピューティング研究所 研究員）。

僕が以前ブログで書いたように、早川先生はすっごく地図LOVEでおもしろくて、優しいダンディーなお方。

今回、沖縄でオープンストリートマップのハンズオンやりたいんですが、、、とお話を持ちかけたところ、「じゃあやりましょう！」と即答してくださって「なんてフットワーク軽くてオープンストリートマップ好きなんダ！」と驚いたんです、実は。




沖縄にある「てぃーだスクエア」でオープンストリートマップ ハンズオンを開催したんですが、写真を見ていただければ分かるように会場が人でいっぱい！
「てぃーだスクエア」の社員も多かったんですが、地元の新聞社の方やボーイスカウトの方、ハンドメイド作家さん、そして小さなお子さんが2名も！

いろんな方がオープンストリートマップってなんだろ？何ができるの？どうやったら地図って作れるの？といった疑問を持っていたんじゃないでしょうか。

参加者の疑問を早川先生ははじめはパワーポイントを使って、途中からは実際に地図を整備する実践を盛り込みながらハンズオンは盛況でした。




こちらが早川先生。
自己紹介もオープンストリートマップの説明もお手の物。

まずは座学で、オープンストリートマップとはなんぞやといったことをみんなで学びました。
僕は今まで3回目くらい説明を聞かせてもらっていますが、今回も新しい発見や聞き漏らしていたことがあって、新鮮でした。

現在一般的に使われている地図は自由に使えない、ということ
オープンストリートマップは世界規模のプロジェクトで、小さなコミュニテイ活動の集合体であること
オープンストリートマップはオープンソースであること
オープンストリートマップはあらゆる情報のプラットフォームであること
オープンストリートマップにはお店の住所や電話番号、営業時間、定休日、HPアドレスなどの情報を掲載できること
オープンストリートマップが整備されているドイツでは、下水やマンホールまで登録しようとしていること

などなど興味深いことを知ることができました。

やっぱり「生きた地図」、「地元に根付く地図」が必要なんですよ、僕らの未来には！




参加者みんなパソコンやタブレットを使ってオープンストリートマップのことを勉強中です！




JOSMの使い方を学んでいる途中！
右クリックでドラッグが独特ですが、JOSMを使いこなすと地図情報ががっつりと登録できます。
いろいろできるんですが、できることの5%くらいしかまだ僕は使えていない感じ。
使いこなすことができれば、どんなにおもしろいんだろう！と思っているので、少しずつ学んでいこっ。




JOSMの使い方を丁寧に優しく教えている早川先生。


●小学生マッパーも参加！


沖縄のオープンストリートマップハンズオンには小学生が2名参加してくれました。

僕が今まで見た中で、断トツに若いマッパーです。
この子たちが大きくなる頃にはオープンストリートマップはどれほど充実しているんだろう？
楽しみです。




パソコンも普通に使いこなしていて、すごい！
小学生マッパーいいね！


●A&Wをマッピングしてみました。


僕は「てぃーだスクエア」の近くにあるA&Wをオープンストリートマップに登録してみました。
建物の輪郭をトレースして、住所や電話番号を登録して、、、

地図を自分の手で作っていくことができるオープンストリートマップはゲーム感覚でもできるし、自分の必要な情報を登録すれば別の誰かの役に立つこともあります。

生きている地図があることで、防災にも使えるし、僕らの生活がしやすくなるんです。

オープンストリートマップ、浜松でも着実に整備していきますよ！

「みんなで地図を作ろうゼ」プロジェクトやります！！