地方創生に関する書籍が書籍ランキングの上位になることもしばしばありますし、「地方創生」という言葉が自然と私たちの身の回りでも見聞きするようになってきています。
今、日本の中には「市」は791、「特別区」は23、「町」は744、「村」が183で、合計1,741の自治体があります。
市町村合併があり、10数年前と比べると約半分になりました。
1,741ある自治体の多くの割合を占めるのが僕らが住む遠州地域のように、いわゆる田舎といわれるようなのどかな市町村です。
昔ながらの景色があり、近所の方との交流もまだ残っていて、ゆったりした雰囲気で居心地が良い「地元」をイメージされるような”まち”です。
そのほとんどの”まち”は住民が減少し、若者の数がもっと減少傾向で、相対的に高齢者の割合が高い、、、
東京や大阪などの大都市の自治体以外は「地方創生」と銘打って、地元をもっと活気づかせよう、景気を良くしようといろんな取り組みをしています。
国から大きな予算が個々の自治体に割り当てられたり、日本としてもっと地方を元気にしようと取り組みがあちらこちらで行われています。

数が半減したとはいえ、1,741の自治体があり、それぞれ特徴があります。
”まち”の魅力、強みが何かを改めて見直し、また掘り出し、それを軸に外に向けてPRしてく、そういった取り組みがいろいろ。
似通った施策、どこかの焼きまわし、もあるでしょう。
地方創生はそんな簡単なことではありません。
自治体の職員だけでもだめでしょう、観光協会だけでも、特定の企業や団体だけでも”地方創生”はうまくいかない。
その地域に住まう人たちが同じ方向を見て、それぞれができることを結集する、さらにそれを継続していくことで「地方創生」は実現していくと僕は考えています。
いろんな事例を学びながら、参考にしながら、わが”まち”ではどんなことができるのか、むしろ、自分たちの”まち”にしかできないことは何かを改めて見直すとても重要な時期にあると思います。
僕もインターネットでの情報収集はもちろん、月刊誌や文庫、書籍などメディアを問わずどんどん情報を吸収しながら知見を深め、関係している自治体やこの遠州地域の”地方創生”に役立てられるように日々勉強しています。