●袋井の鬼秀さんの鬼瓦はすごい!の一言
袋井にある「
遠州鬼瓦 鬼秀/おにひで」さんの作る鬼瓦です。
伝統的な技術で職人が手作りする鬼瓦は一目見ただけでその迫力に圧倒され、魅了されます。
写真を見ただけでもすごい!と思いますが、実際目の前にすると一層技術や作品の持つ力が伝わってきます。
しばらく前、お世話になっている
猪股社長のご紹介で鬼秀さんに伺わせていただきました。
袋井市内の住宅街にある工房へ突然の訪問にもかかわらず、奥様が丁寧に対応してくださいました。
展示室に並ぶ作品の迫力がとにかく素晴らしく写真を撮りながら”すごい”を連発していました。
●5代も続いている伝統技術「遠州鬼瓦 鬼秀」さん
現在は4代目の名倉孝さん、5代目のお孫さんが作品を作られている「遠州鬼瓦 鬼秀」さん。
その技術は明治初期、初代勇八氏が瓦の製造を開始してから代々受け継がれ、絶えることなく現在まで続いているこということでも素晴らしいのです。
その技術は可睡斎など地元の有名な寺院の瓦から、一般家庭の瓦、またその技術を活かした表札や工芸品として認められています。
このような鬼瓦が屋根の上に鎮座していると、邪気がどこかに行ってしまいそうですね。
迫力ある鬼瓦を作る鬼氏(鬼瓦を作る職人のこと)が袋井にいらっしゃるということを猪股社長に教えていただくまで知りませんでした。
袋井の方はみなさんご存知なんでしょうか?
地元にこのようにすごい伝統が続いていることは誇らしい気になります。
●作品を見れば一目瞭然、その素晴らしさに驚く
遠州鬼瓦 鬼秀さんの作品展室です。
作品の販売もされていますので、気に入ったものがあれば購入する事ができます。
鬼瓦はもちろん、小さいサイズの鬼の顔をした文鎮や携帯ストラップなど手ごろなものまで幅広いラインナップ。
笑う鬼と書いて「笑鬼/しょうき」は4代目の作品です。
今までの鬼瓦とは違う、現在では人気の作品です。
鬼瓦だけでなく、家紋も同様の技術で作り販売もされています。
どのようにこのような繊細でかつ大胆な龍が出来上がるんでしょう。
見入ってしまうというか、目が離せなくなる作品のひとつです。
龍の作品は他にもいくつかあって、どれも素晴らしいのです!
人気の表札はひとつひとつ手作りで、30,000円~の値段だそうです。
日本独自の、鬼瓦、海外の方にもきっと人気になるんじゃないでしょうか。
もちろん、このような作品を求めている方は日本中にも、この遠州地域にも必ずいらっしゃるでしょう。
良いもの、素晴らしいものは継承して続いていって欲しいものです。
気になる方は作品を見に行ってみてください!
きっと魅了されます!
【鬼秀】
住所:袋井市堀越1-1-7
電話:0538-42-2077