●静岡県版 本屋大賞の「静岡書店大賞」
本をネットで注文したり、Kindleで電子書籍を購入することが以前よりも増えてきたので、本屋に行く機会が減ってきていますが、たまに本屋に行くとおもしろそうな本に出会えたり、買わないけど雑誌を立ち読みしたりして長居をしてしまいます。
先日も本屋に行って、「静岡書店大賞」という静岡県版の「本屋大賞」があることを発見!
上の写真のPOPに書かれているように「静岡書店大賞」は今回で第2回ということでスタートして2年の若い賞なんですね。
ネットで調べてみると、「eしずおか」で「静岡書店大賞」のブログがありました。
このブログでは、賞の授賞式や懇親会などの様子も書かれていて華やかですが、何よりすごいのが、賞を選定する過程で静岡県の書店に務めている方々の寸評がすごいんです。
よくぞここまで店員さんの寸評を集めてテキストにしたもんだ!と感動すらしてしまいます。
小説部門の寸評
児童書部門の寸評
ご覧いただければ分かりますが、この記事を書くのも相当がんばったんだろうなと。
他の記事も「さすが書店大賞のブログ!」というほどにしっかりと書かれてて読み応えバッチリ!
●大賞は”いとうせいこう”著「想像ラジオ」
小説部門の大賞は、いとうせいこう著「想像ラジオ」
児童書・新作部門 の大賞は、tuperatupera著「パンダ銭湯」
児童書・名作ロングセラー部門は、かこさとし「からすのパンやさん」
映像化したい文庫部門は、坂木司著「和菓子のアン」
帯に書いてるコメントも「谷島屋 斉藤」さんや「戸田書店 山崎」さんだったり、”身近にいる店員さん”っぽくローカル感が出ていていいですね。
児童書・名作ロングセラー部門は、かこさとし「からすのパンやさん」は僕も子供の頃両親に読んでもらった懐かしい絵本です。
実家の本棚を探せばあると思うので、息子たちに読み聞かせてあげたいなぁ。
2012年の第1回の「静岡書店大賞」は
小説部門 : 中脇初枝著「きみはいい子」
児童書部門 新作 : 加藤休ミ著「きょうのごはん」
児童書部門 名作ロングセラー : 佐野洋子著「100万回生きたねこ」
2014年の第3回「静岡書店大賞」の選考はもう始まっているのかもしれませんね。
発表は2013年同様12月頃かな。
楽しみに待ちたいと思います!