先週末から寒波のニュースが大きく報道され、全国で一気に冬が到来した感があります。
ここ浜松でも朝方雪が舞う程寒く、昼間でも気温が低い上に風が強いため体感温度は雪国レベルでした。
ふと、「寒い」ってどんな方言あるんだろう?と思いつき、ちょっと調べてみました。
■寒いの方言
【秋田】 :「さんび」または「さび」
【東北】 :しばれる
【宮城、福島、新潟】:いてる、こわい
【茨城、千葉】 :こっつぁみぃ
【新潟】 :さーめ
【長野、和歌山】 :かんじる
【岐阜】 :しみる
【島根、山口】 :すくれる
【高知】 :ひやい
【佐賀】 :ひやか
【沖縄】 :ひーさん(ひーさい)
※かね田調べ
※ネットでサッと調べたので、実際は使っていない方言や、「それ違うんじゃね」という表現もあるかもしれませんがその辺はご容赦くださいませ。
東北の「しばれる」は聞いたことがありますね。
「しばれる」は普通の「寒い」という意味ではなく、体の芯から凍りそうなくらい寒い、風が強く吹いていて雪が降り積もっているイメージがあります。
実際は、厳しく冷え込むときに使われ、もともとは【凍る】という意味の北海道の方言だったそうです。「しばれる」という音の響きからも寒さが伝わってきます。
「かんじる」は聞いたことがなかったんですが、寒さを感じるから?なのでしょうか。
「さんび」、「しみる」、「ひやい」などは、なんとなく「寒い」を連想させる音の響きやイメージですね。
沖縄の「ひーさん(ひーさい)」は、初めてだと聞き逃してしまいそう。
今日は日本のいたるところで上に記した方言が発せられたんでしょうね。
同じ「寒い」でも「しばれる」のように寒さの感じ方が言葉に含まれていたり、似ていても微妙に違っていたり方言は面白いと思いましたというお話でした。
まだ12月、これからもっと寒くなったりするので体調管理をしっかりし、冬を過ごさないといけませんね。