浜松No,1の天丼「天錦(てんきん)」。甘いタレのかかったサックサクの天ぷらが乗ってます。

かね田

2013年12月13日 23:17

■浜松で天丼といったら迷わず「天錦(てんきん)」!


田町にある天錦(てんきん)には、すっごく寒い真冬でも、暑い夏でも昼時になると行列ができます。
暑さ寒さに耐え忍んでも食べたい天丼を求めて、サラリーマンからOLさん、常連の方などたくさんの人の胃袋を満足させるあの味は、突然無性に求めてしまうことがあります。




お店の外観は、大きな目立つ看板はありませんが、「天錦」と書かれたのれんがかかっています。
小さいお店なので、何も知らないと通り過ぎてしまうこともあるかもしれませんが、ランチの時間はたいてい行列ができているので初めての人でも分かるはず。




店内は、カウンターに10席のみ!
カウンターの目の前で大将が天ぷらを手際よくプロの技で揚げてくれます。
そのパフォーマンスに毎回見とれてしまい、食べる前から楽しませてもらっています。

カウンターと大将の距離感がとても近いので、油のピチピチやジューッとした音まで聞こえて臨場感があるのもこのお店の特徴ですね。
衣をまとった天ぷらが油の中に丁寧に入れられ、ふわっと天かすが鍋いっぱいに広がる様子も見れます。

ランチメニューは天丼が1,000円(税込)で、ほとんどのお客さんがこの天丼を食べにお店に集まります。


■付け合わせと味噌汁を食べながら大将の技に見とれる


女将さんに天丼を注文すると、お手拭きと一緒にたっぷりなお茶と割りばし、付け合わせが一緒に出てきます。




このきゅうりと生姜とたくあんのオリジナルな付け合わせが僕は好きです。
あっさりしてしていて、天丼が出てくるのを待っている間にチョビチョビ食べられて程よくお腹を刺激してくれます。




少しすると、アサリの赤だしが出てきます。
濃い目の味で甘い天丼と相性◎。

大将がまるでパフォーマーのように手際よくカウンター越しに天ぷらを揚げてくれます。

初めての人は必ず驚きますが、大将、油の中に毎回手を突っ込むんです!

卵の黄身に衣をまとわせて、そーっと油の中に入れる時に手も一緒に入れちゃうんですよね。
熱いはずなのに、熱くないことはないはずなのに平気な顔でサラッと。

毎日の事なので、もう手が油の熱さになれているんでしょうけど、最初見た時はホント驚きました、これぞプロの技!


■あっつあつ&さっくさくの天丼を食す


海苔、梅しそ、海老、白身魚、卵の黄身の天ぷらがごはんの上に乗って、絶妙な甘いタレがたっぷりかかった天丼は一度食べたら虜になる味。




海苔の天ぷら。




シソに梅肉が包まれている天ぷら。




白身魚の天ぷらが2つ乗っています。
ホロホロと口の中で味が広がっていい!




これが大将が油の中に手を入れて作る卵の黄身の天ぷら。
箸でくずすと、中から黄身がドロっとでてきて、天丼がまろやかになります。




海老の天ぷらは3本乗っています。
小さ目ですが、食感と味はしっかりとした海老!


一度に何種類も天ぷらの味を一緒に楽しめる天丼で、具のボリュームがあります。
あまいタレが全体のバランスを取っていて、どの天ぷらもご飯との相性が良くて、「美味い!」しか言葉に出てこないくらいあっという間に食べきってしまいます。




天丼を食べている途中で揚げたてを出してもらえる、海老の磯部揚げ。
油で揚げた後に、塩がパラパラと掛けられていて、それがまた!
硬めの食感ですが、味が深くて凝縮していてうまい!


天丼の味も最高ですが、女将さんも大将も、大将のお父さんも大将の奥さんもみんな元気ですごく気持ちの良い「ありがとう」を何度も言ってくれるのも嬉しいお店です。

浜松駅からそれほど遠くないところにお店はありますし、ランチでどこか美味しいものを1,000円以内で食べたい時は、迷わず「天錦(てんきん)」に行けば間違いなし!
行列ができていても、回転が速いので、それ程待たずに浜松No,1の味を楽しめるので、ちょーオススメです。

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