手作りにこだわる職人の技が光る「豊岡クラフト」さん。浜松が誇る企業だ!

かね田

2018年07月06日 11:00



世界展開がいろんな業界で進む中、浜松が誇るプレミアムな工芸品を手作りされている「豊岡クラフト」さん。

豊岡クラフトさんは、このブログでも過去何度も紹介しています。

先日インターンの早野さんとお邪魔した時に、工場見学をさせていただき、そのすごさを再認識しました。
遠州の木材を使った製品にも取り組み、とても地域のことを考えてらっしゃるだけでなく、その技術に裏付けられた製品は日本だけに留まらず、シンガポールなど海外においても認められています。




風通しの良い工場内は木材を加工する段階で木くずが出るため、エアコンは使えず(木くずがフィルターに詰まったりするため)、扇風機と自然の風で夏を過ごします。

いろんな加工する機械や加工前の木材、加工途中の部品などが所狭しと、整然と並んでいます。

自然な環境の中、木材も保管され、加工される工場内は落ち着く木の香りがします。




輸入材だけでなく、天竜木材を使った製品作りにも取り組み始められた豊岡クラフトさんは、地元が誇る魅力的な企業です。

輸入材と天竜で伐採された桧の木材の香りをかがせていただいたら、その違いに本当に驚きました。
これほどまでに違いがあるなんて!とインターンの早野さんと顔を見合わせるほど。

質が良く、近い山で採れる木材をうまく使った製品はこれから少しずつでも増えていくと、地元の経済がもっと回るようになりますね、なんて山崎専務と話をしたり。




20年以上もずっと活躍している大型の機械もメンテナンスを続けながら今でも現役。




滑らかな木の表面になるにはここからまだいくつもの工程が待っています。

絶妙な滑らかさになるまで磨かれ、製品になり、顧客の手に渡るまでには本当に長いストーリーがあることが実際に工場を見学させていただくと実感できるものです。




豊岡クラフトさんの魅力に触れ、その技術に裏付けられた確固たる品質の製品を手に取ったりしながら貴重な体験ができました。

手作りにこだわり、地元材も取り入れながら、地域や日本だけでなく世界展開も着々と進む豊岡クラフトさん、私は大好きです。


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