地方の情報は地元の人が継続的に発信することで地域は活性化していく

かね田

2016年11月23日 11:00



先週、袋井市の魅力をもっと多くの方に知ってもらおう、袋井市をもっと好きになってもらおうというシティプロモーションの中でも重要な情報発信講座を行いまいした。
平日の夜にもかかわらず、15名程も参加いただき、袋井市民みなさんの意識の高さを肌で感じ、ブログを中心とした情報発信についてお話しさせていただいたのです。

袋井市だけでなく日本の中には1,700もの自治体があり、それぞれでわが町をもっと活性を!といろんな取り組みがされています。
袋井市は、どこかのコンサルティングや誰かに活性化の具体的な内容を委託するのではなく市民自ら情報発信をしていくという新しい形のシティプロモーションにチャレンジしています。

今回の情報発信講座は、そんな市民のみなさんの発信する力を強化するために昨年度から継続して実施しているとても重要なものです。




なぜ市民が?という理由はとてもシンプルです。

その地域の情報はその場所に住んでいる人たちが一番よく知っているから。
○○店の新しいメニューが美味しい、とか地元の人が通う隠れた人気のお店やイベントとか、朝日や夕日がきれいに見えるポイントとか、地元の人たちが挙って熱くなるお祭りなどなど。

そういった地元ならではの魅力や聞いたら”へぇ”と思われるような情報は僕らの身の回りにたくさんあります。
ローカルな情報ってその場所(土地)にあって、そういったことを当事者や周りにいる人が発信することが一番早くて、内容も濃くて、熱くい想いも合いまったりして伝わるのです。

地元の人たちがみんなでそういったその土地ならではの情報を発信することは、地元でない方がたまに来て、取材して発信する情報に勝るのです。
スピードも違えば、発信される情報も多義にわたり、地元愛と一緒に発信される情報は価値あるものになります。




地元の魅力というものは堅苦しいものではなく、何気ない日常にあるもの。
だからパソコンだけじゃなく、スマートフォンやタブレットでも手軽に発信されるものも価値を持つのです。

もちろん、しっかりとした内容を伝えたい場合は、パソコンのキーボードを使うこともあるでしょう。




情報は出せば(発信)出すほど入ってくるのが不思議なところ。

伝えたい情報が不確かなものであれば、少し調べたりもするものです。
そうすることで、もっと詳しくなったり、想いが強くなったり、一層好きになったり。

だから、地元の情報は発信すればするほど詳しくなり、地元のことが好きになるのです。
そんな市民が一人でも二人でも、着実に増えていけばその地域は少しずつ活気が出てくるんじゃないでしょうか。

すぐ結果が出るものではないかもしれないですが、一歩ずつみんなで前に進んでいることが実感できる袋井市での取り組みはこれからも続けていきます。

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