●海外からの旅行者数の推移をまずチェック!
「インバウンド」というキーワードをテレビや新聞、雑誌などでよく目にするようになったのはここ1、2年のこと。
海外からの旅行者が増え続け、昨年は約2,000万人もの人が海外から日本に旅行に来てくださいました。
日本政府は東京オリンピックが開催される2020年には4,000万人の海外からの旅行者数を目標にしていることも良く目にし、耳にすることだと思います。
JNTOの統計データを見ると、海外からの旅行者が100万人を超えたのが1977年、今から約40年前です。
その後
200万人を超えたのが1984年
300万人を超えたのが1990年
400万人を超えたのが1997年
500万人を超えたのが2002年
600万人を超えたのが2004年
700万人を超えたのが2006年
800万人を超えたのが2007年
1,000万人を超えたのが2013年
1,300万人を超えたのが2014年
1,900万人を超えたのが2015年
となっています。
リーマンショックや2011年の東日本大震災があり、2007年から2013年までの間、旅行者数が停滞しましたが、日本の文化に触れたり、日本の製品を買いに海外から多くの方が年を追うごとに増えてきていることが統計データを見てもわかります。
特にここ数年、2013年からの増加率は目を見張るほど。
この伸び率を継続していけば、2020年には4,000万人の目標を達成することも可能でしょう。
2016年は5月度までの外国人旅行者数は9,728,200なので、今年は順調にいくと2,300万人~2,500万人くらいになるのではないでしょうか。
2020年まで毎年500万人ずつ増加すれば、目標の4,000万人は達成できそう。
急激に増える予想の外国人旅行者はリピート率も同時に増えていくことも想定されています。
初めて日本に来る海外からの旅行者は東京や京都など「これぞ日本」といった代表的なスポットに行く傾向がありますが、2回、3回と複数回訪れる旅行者はそうでない場所に行くことでしょう。
なので、大都市圏以外の地方が外国人旅行者を我先に呼び込もうと最近「インバウンド」を意識した対策を行おうとしているのです。
どの地域においても、その土地の魅力を積極的にPRし続ければ、おのずとその良さ、素晴らしさが伝わることもあるでしょう。
ただ、どうやって”いち地方”のことを伝えるか、外国人が感じるその土地の魅力は何なのか、、、
そんな日本のインバウンドを何とかしよう、もっと効果的に、かつ効率よく情報発信をしよう、ということで僕たちはまぞうは、今年度も袋井市のシティプロモーションをお手伝いさせていただいています。
袋井市のシティプロモーションはインバウンドが100%ではありませんが、海外の方に向けてどのように情報を発信し、届けるかを僕らも袋井市のみなさんと連携を取りながら進めています。
他の自治体と同じことをやっていたのでは意味がない、オリジナリティあふれる取り組みを継続することによって結果がついてきます。
僕らはまぞうはそういった信念を持ちながら、ただいま袋井の情報を地元のみなさんにだけでなく、全国、そして世界に向けて発信しています。
その土地の魅力をいかに発信していくか、しかも日本語でなくそれぞれの国の言語で。
http://knight.hamazo.tv/e6793830.html
http://hamatome.hamazo.tv/e6723395.html
日本らしい体験をするだけでなく、いかに効果的に情報を発信していくかを在住の外国人のみなさんに伝え、実践しています。
継続は力なり、です。
日本の良さ、袋井市(地方都市)の魅力を狙いをもって発信し続けていくことに意味があります。
ただインバウンドがこれから市場として大きくなる、ということは誰もが知っていること。
いかにその流れに乗りながら、自らができることを考え、行動していくか。
袋井市との取り組みは今後も継続していきますし、どんどん進化していく予定です。
またそれ以外にも僕らはまぞうは仕掛けていきます。